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なぜ三協はSE在籍なのか
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三協はSE在籍
毎日現場に足を運ぶSEがいる物流品質を高めるために不可欠なデジタル管理。今ではWMS(倉庫管理システム)による在庫のデジタル管理は一般化していますが、三協ではWMSという言葉が存在する以前からシステム開発に取り組みデジタル管理を導入してきいました。1999年よりシステム開発室を開設。以来、物流の知識を持ったSE(システムエンジニア)の育成に力を注いできました。
毎日現場に足を運び現場の声を聞き、見て、感じているからこそ現場で活きるシステムを構築することが出来るのです。
「三協はSE在籍。」お客様により良いサービスを提供するために出した答えの一つです。 -
1つとして同じWMSは存在しない
取り扱う商材や経営戦略、描くビジョンが競合他社と全く同じという企業はありません。たとえば、ネットショップやサロン向けに化粧品を販売している企業が100社あったとすれば、「アイテム数や定番比率」「メーカー機能の有無」「サロンの数や取引条件」「EC在庫と店舗用在庫の管理区分」など、効率的な在庫管理や入出荷方法は企業ごとに全く異なります。
したがって三協では、数百社の物流システムの開発を行う中で磨き上げた「SANTA」をベースに、お客様の売り上げや利益を最も拡大させる物流フローが実現できるように、あらゆる角度からお客様のビジネススタイルに寄り添ったカスタマイズ(ロケーションの階層や番号設定、基幹システムとのデータ連携、マテハン機器やIOT機器の制御、納品書やピッキングリストの表示項目に至るまで)を行います。また、「取扱い商材の追加・変更や販売チャネルの拡大」など、システム導入後のカスタマイズやメンテナンスにも柔軟に対応します。物流に特化したSEが多数在籍しているため、スピードとコストパフォーマンスの高いカスタマイズが実現できます。
自社開発のWMS:SANTA(サンタ)についてはこちら -
年間300件以上のカスタマイズによって、日々進化するSEとWMS
三協では、システム開発を通じて得られた新たな知見やノウハウについてエンジニア間で共有され、テンプレートとして次の開発に活かされます。
たとえば、「入出力のマッピングで1つのテーブルに対し、複数項目を設定」「複数のバーコードが存在する場合の制御」「在庫照会における個数調整や状態変更」など、新たに機能やパラメータを拡張した場合、ひな形にも標準機能として実装されます。
したがって、カスタマイズが増えるほど(年間で300件を優に超えています)、「SANTA」はアップデートされることになります。また、エンジニアチームでは、プロジェクトを通じて得られた開発ノウハウに加え、「データの処理速度を高める新技術」や「開発効率が上がる先端ツール」などの共有会および勉強会を頻繁に行っており、互いに技術を高め進化し続ける“エレガントな文化”が醸成されています。 -
ひとの気持ちを慮るSEが
使いやすいWMSを生み出す「正しい保管場所へ行く」「数量を間違えずに入庫する」「適正な納品書を発行し同梱する」 など、倉庫管理には数多くの業務が含まれます。三協のエンジニアは現場に足を運び、作業者とコミュニケーションを取るとともに現場担当者のふるまいを観察することにより、机上では決して得られないリアルな情報を取り込みます。
「出荷検品時に画面を見づらそうにしてないか」「入荷時に迷わずに操作が出来ているか」「検索時間が長くて手待ち時間が発生していないか」「返品やセット加工など、流れるように作業できているか」など、作業者の気持ちに思いを寄せ、深く洞察し、心の微細な襞までも理解することが出来なければ、現場が心から使いやすいと思うWMSを構築することは決してできません。プログラミング能力やITに関する技術も重要ですが、三協のSEが他社と比べて大きく異なることは「『その日に入社したアルバイトでも初見で使えるレベル』まで考え抜かれた物流システムを作る」ということについて、徹底するスペシャリスト集団であるということです。 -
物流専門のSEがお客様と対面でコミュニケーション。
伝言ゲームは一切存在しない。一般的なシステム開発では、受託した会社(元請け)と実際に開発する企業(下請け企業)が別であることが一般的であり、2次受け、3次受けということも少なくありません。そのため、開発担当者が顧客ニーズを完璧に把握しているということは非常に稀です。三協での開発は一般的なシステム会社と異なり、「物流に精通したSE」がお客様のもとを訪問し、要件定義から一緒にすり合わせをしながらシステムを開発するスタイルとなります。
たとえばコスメ商品の消費期限を例にすると、
①消費期限を加味した先入れ先出を実施したい。消費期限は跨っても良い。
②ただし量販店AとBでは同一アイテムにおける期限の跨りがNGのため、例外的に次の消費期限を優先的に引き当てて欲しい。さらに、Bの場合は消費期限の逆転がNGなので制御して欲しい。
③百貨店Cの場合、あとから出荷指示を修正することが多いため、最小限の画面遷移で伝票を修正できるように設計して欲しい
上記のように、販売セクションや仕入部門などにヒアリングを重ねながら、必要な機能や条件フラグを作り込んでいきます。優先順位や細かなニュアンスまでリアルタイムで情報を共有できるため、システムを構築する上で抜けや漏れの心配がありません。したがって、情報共有に必要な時間や技術的な実現可能性の確認に要する時間がグッと削減できることに加え、開発に必要な情報やデータについてもスムーズに依頼できるため、他社と比較して驚きのスピード感と良心的な価格でプロジェクトを遂行できます。
在庫共有・一元管理
ネットショップ多店舗展開、自社店舗、卸など、あらゆるチャネルの在庫を共有・一元管理することで、
余分な在庫を極小化。荷動きを徹底管理することで販売戦略の立案を迅速に行っていただけます。
あらゆるシステムと連携
三協自社開発のWMSを社内在籍のシステムエンジニアが徹底的にカスタマイズすることで実現する、
驚異のマルチチャネル対応。
SANTAのシステム連携についてはこちら