【配送料が1.6倍】楽天スーパーロジスティクスで大幅値上の衝撃

こんにちは。
株式会社三協の山田です。

今週はずっとすっきりしない天気が多かったですが、今日の大阪はとても良い天気です。もっと暖かくなったら大好きな釣りを再開したいですね!

本日も無事に全出荷を終えることができました。
365日配送可能な物流センターにはまだ空きがございますので土日祝日の出荷で悩んでいるお客様はお気軽にご相談ください さて今回は、当社が土日出荷を行うことになった要因の1つである楽天最強配送のお話です。
その楽天が運営している楽天スーパーロジスティクス(以下RSLとする)で、 6月1日よりかなりインパクトの大きい値上げがあります。

今日のメルマガは、 「RSLで【配送料1.6倍】の衝撃」についてです。

100サイズで1件380円が599円へ。

RSLに物流を委託されている方はご存じの方も多いかもしれませんが、 2025年6月1日より配送料に加え、 出荷手数料、他モール(楽天以外のECモール)の出荷手数料、資材などが引き上げられるようです。
今回の改定で特に影響度が大きいのが配送料です。

当社はコスメ、アパレル、雑貨などの他業種のEC出荷を行っておりますが、 その大部分は60サイズから100サイズに分類されます。
80サイズで123円の値上げ(380円から503円)
100サイズでは219円の値上げ(380円から599円)となります。
コスメのような小さいものを扱っている企業様であれば、 60サイズが大部分のため、値上げ幅は42円(380円から422円)と、 80サイズや100サイズと比べれば影響はまだ限定的です。

とはいえ、その他にも
「1ピース当たりの作業料が4円値上げ」
「他モールへの出荷手数料が別途で1件あたり別途24円」など、 60サイズへの影響も決して小さいとは言えません。

物流費の上昇をそのまま価格に転嫁できれば理想的ですが、 そう簡単ではないのが現実です。
6月1日の改定までにまだ時間があります。
これを機に、「運送費」に加え、 「保管スペースの適正化」、「物流品質」、「売上拡大のための物流施策」について、見直す好機と捉えてはいかがでしょうか。

当社には、
「入出荷データを考慮した保管スペースの圧縮」
「臨機応変なセール対応や多店舗展開」
「オムニチャネルの徹底による欠品防止」
などによって、売上や利益を改善された企業様がたくさんいらっしゃいます。 物流に関するご相談がございましたら、ぜひ一度ご連絡ください。

また、当社では月1回の倉庫見学会を開催しております。実際の物流現場をご覧いただくことで、多くの参考になる情報を得られるはずです。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

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記事の作成者

代表取締役

山田

現場一筋40年。従来の物流倉庫のスタイルを一掃し、社内にシステム開発室、デザイン室を開設。総合物流の効率化を図ると共に、ネットショップ物流に特化したSANKYO-ECを立ち上げる。 近年では自社倉庫だけで無く、倉庫をお持ちの企業様の物流改善まで手がけ、数ある物流倉庫の「誤出荷ゼロ」「在庫差異ゼロ」「入出庫遅延ゼロ」を実現。 著書に「誤出荷ゼロ!自社倉庫管理術」「EC物流改善メソッド」(幻冬舎)がある。