「一誤一会」な物流倉庫
こんにちは。
株式会社三協の山田です。
今年も残すところあと少しとなりました。皆さまはどんな1年だったでしょうか?今年はインフルエンザがかなり流行してますので、どこかへ出かけるのは控えまして、家で大好きな読書に耽りたいなあと感じております。ではさっそく、本日のメルマガです。四字熟語で一期一会という言葉がありますが、私はこれを誤出荷の“誤”にちなんで、一“誤”一会という言葉を非常に大切にしています。今回は、「物流品質を守るには、一誤一会が大事」というお話をさせていただければと思います。
1つのミスはホンマに色んなことを教えてくれる。
当社は、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロということを明確に掲げており、誤出荷率は200~300万回に1回という非常に精度の高い物流品質を提供しております。したがって、誤出荷や未出荷という現象が発生することは基本的にはありません。しかしながら、お恥ずかしいことに、ピッキング時に商品の「種類」や「数量」を間違てしまう誤ピックは今でも発生しています。これは検品時のスキャンで発覚するものの、一つのミスである“誤”であることは間違いありません。大切な事はこの“誤”に対して、一“誤”一会の精神で大切にすることです。些細な誤ピックでも、その背景に目をやると色んな事実が見えてきます。
(1)文字が小さくて見間違える
(2)似ている品番が多い
(3)入荷処理が間に合わず、段ボールから直接取っている
(4)ロケーション番号が複雑で分かりづらい
(5)ロケーション管理が整備されておらず、記憶でピッキングしている
(6)熟練スタッフが自己流でルールを無視している
(7)保管場所にアイテムを詰め込み過ぎ
(8)セット商品などピッキングに細かいルールがある
などなど、その企業の扱っている商品、商習慣、企業文化によって、誤ピックが発生している真の要因は千差万別です。したがって、「もっと注意しなさい」ではミスは減りません。(多くの場合、スタッフさんが注意散漫でミスしているわけではありません)大切な事は、1つ1つのミスと向き合い、掘って掘って掘りまくることです。こういうお話をすると、 「出荷ミスや未出荷になってないなら別に良いじゃないか」と感じる方もいるかもしれません。それは大きな誤解です。誤出荷や未出荷のような問題になっていなかったとしても、放置すれば、前述の状態(8個の具体例)が虫歯のようにどんどんひどくなり、誤出荷や未出荷に繋がります。また、作業中に「注意すべき点」や「覚えるべき知識」が増えることで、作業コストの増加や業務の属人化といった課題も発生します。虫歯を小さいうちに治療するように、問題の種を出会った初期段階で徹底的に取り除くことが重要です。これは40年以上物流現場と向き合ってきた私が一番痛感しています。
<倉庫見学会のご案内>
「誤出荷」を起こしたくてもが起きないレベルで仕組みやシステムを構築するのが三協の仕事です。物流システムの構築は、システム会社に相談すると高額になりがちですが、我々は物流企業のため非常にリーズナブルです。ご興味がある方は一度ご連絡ください。また、月1回の倉庫見学会も開催しておりますので、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。現地で多くの参考になる情報を得られるはずです。
誤出荷・在庫差異・未出荷でお悩みの企業様!
いかがでしたでしょうか。弊社は創業から56年の歳月をかけて様々な仕組みやシステム開発を行っています。足元では約90社のお客様の物流に関するお手伝いをしておりますが、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ・未出荷ゼロを安定して実現しております。
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実際に三協で使用されている「WMSのカスタマイズ事例」「システム画面」に加え、働いているスタッフのリアルな表情や働き方などもぜひご覧ください。
物流改善へお力添えも出来ると思います。「もっと具体例を…」「自分たちに当てはめると…」など気になることがあれば、是非とも無料の倉庫見学会にてご意見いただければ幸いです。
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