もう君の倉庫会社は不要なんだ。40年前に告げられた死刑宣告

こんにちは。
株式会社三協の山田です。

さて今日は日曜日ですが、、 皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか? 当社では楽天365日配送のため、本日も出荷作業をしておりました。 本日も無事に出荷ミスや遅延もなく無事に完了しております。 この土日は寒さが増したことに加えて、 新しいお客様の引っ越しなどもありまして、当社としてはいつも以上に緊張感のある土日となりました。 新しいお客様をお迎えできるのは本当に大変ありがたいですね! 365日配送可能な物流センターにはまだ空きがございますので土日祝日の出荷で悩んでいるお客様はお気軽にご相談ください。 では本日のメルマガです。 たまに、「なんで三協さんはそこまで物流品質にこだわるのですか?」という質問をされることがありますので、今日はその理由についてお話させていただければと思います。

毎週のように荷物が無くなっていく絶望が生み出した「誤出荷ゼロ」

今から、40年ほど前になりますが、当社では、日本有数の家電メーカー様とお付き合いをさせていただいていました。 その当時、私の父が非常に若くして亡くなったため、私はまだ20代の若造で会社を継ぐ形になりました。 当時は日本の家電メーカーが強く、エアコンや冷蔵庫などが海外で飛ぶように売れていた時代でしたので、最初の2年くらいは非常に順調でした。 ところが、1985年の「プラザ合意」という超円高の影響を受け、 輸出で利益をあげていた当時の得意先が、コスト削減の観点から取引先を絞っていくということが行われました。 「父の代からのお付き合いじゃないですか!」 「出来ることは何でもやります!」 何度も伝えたのですが、、 結果として、仕事を切られてしまう形になりました。 もちろん先方に悪意があったわけではありません。 生き残るための決断だったのだろうと思います。 その後、当社の倉庫から毎週のように荷物が抜き取られていきました。 ある朝私が出社すると、 荷物が何もないがらーんとした倉庫の食堂で、 やることのない社員がみんなでテレビを見ていました。 あの光景は今でも忘れられません。 怒ることもできず、ただただ無力感と絶望感を感じていました。 ただ今から思えば、、あの瞬間が「誤出荷ゼロ」の始まりでした。 その日から悔しさをバネに、他社とは一線を画す品質を追い求め、 ・入荷した商品をすぐに出荷(販売)できるようにする ・急激な出荷波動があっても制限をかけることなく当日に出し切る ・無駄な保管スペースや人件費を削減する といったことを物流システムと物流フローの構築により実現していきました。 それから40年弱の月日が流れた今まで、 品質不良で取引がなくなった会社が1社もないことが私の何よりの誇りです。 お伝えしたかったことは、当社はうわべだけで 「誤出荷ゼロ」を掲げているわけではないということです。 二度と過去のような悲劇を繰り返さないために、 ・物流システムの画面設計などの使いやすさ ・業務フロー、業務マニュアル ・ピッキングリスト、納品書などの帳票類 ・整理整頓などの5S ・パートスタッフの意識などなど、 今でも幹部陣と日々議論を重ね、常に改善を進めています。 少しでも「これで良いか」と妥協した瞬間、 物流レベルは見えないところで確実に低下します。 だからこそ、三協の品質改善に一切の妥協は許されません。 物流におけるお困りごとがあれば、ぜひ一度三協にご相談ください。 必ずやお力になれると信じています。 <倉庫見学会のご案内> 「誤出荷」を起こしたくてもが起きないレベルで仕組みやシステムを構築するのが三協の仕事です。 物流システムの構築は、システム会社に相談すると高額になりがちですが、我々は物流企業のため非常にリーズナブルです。 ご興味がある方は一度ご連絡ください。 また、月1回の倉庫見学会も開催しておりますので、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。現地で多くの参考になる情報を得られるはずです。

誤出荷・在庫差異・未出荷でお悩みの企業様!

いかがでしたでしょうか。弊社は創業から56年の歳月をかけて様々な仕組みやシステム開発を行っています。足元では約90社のお客様の物流に関するお手伝いをしておりますが、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ・未出荷ゼロを安定して実現しております。 是非一度、誤出荷0・在庫差異0・未出荷0を達成し続けている三協の倉庫見学会(無料)へお越しください。 実際に三協で使用されている「WMSのカスタマイズ事例」「システム画面」に加え、働いているスタッフのリアルな表情や働き方などもぜひご覧ください。 物流改善へお力添えも出来ると思います。「もっと具体例を…」「自分たちに当てはめると…」など気になることがあれば、是非とも無料の倉庫見学会にてご意見いただければ幸いです。

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記事の作成者

代表取締役

山田

現場一筋40年。従来の物流倉庫のスタイルを一掃し、社内にシステム開発室、デザイン室を開設。総合物流の効率化を図ると共に、ネットショップ物流に特化したSANKYO-ECを立ち上げる。 近年では自社倉庫だけで無く、倉庫をお持ちの企業様の物流改善まで手がけ、数ある物流倉庫の「誤出荷ゼロ」「在庫差異ゼロ」「入出庫遅延ゼロ」を実現。 著書に「誤出荷ゼロ!自社倉庫管理術」「EC物流改善メソッド」(幻冬舎)がある。