物流委託で失敗しないたった一つの方法
こんにちは。
株式会社三協の山田です。
本日は日曜日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は朝から2人の方とオンラインで面接させていただきました。
「誤出荷ゼロ」を徹底することが私の業務ですが、
言わずもがな、その基盤となる「採用」も非常に重要です。
そのため、私は必ず採用面接に参加していますが、
人材を見極めることは想像以上に難しいものです。
(いやもうホンマに難しいです・・・)
面接の場では、多くの方が優れたことを話されますが、
それが「本当に自分で成し遂げたのか」を正確に評価するのは簡単ではありません。
最も確実なのは、「半年ほど試しに一緒に働き、お互いに合わないと感じた場合にはスムーズに契約を解消できる仕組みがあること」ですが、実際にはそのような条件を提示すれば入社をためらわれるでしょう。
したがって、面接の限られた時間内で、
何とかその方の能力や経験を深掘りしようとしていますが、
これがなかなか難しいものです。
この点で、「物流の委託先選び」にも同様の課題があると感じています。
どの企業に任せれば確実かを検討しても、
各社が魅力的な提案をするため、
確実に信頼できるパートナーを見極めるのは容易ではありません。
しかも、、、
物流の委託先を変更することは膨大な労力を伴います。
“取引先への通知” “システムの調整” “社内体制の変更”など、
物流会社を変えることは業務全体に大きな影響を及ぼすため、
「とりあえず試して、合わなければ変える」ということが難しいのです。
※出来ないわけではありませんが、時間とコストが掛かります。
そのため、最初の見極めが一層重要になります。
そこで今回は、「物流の委託先選びで失敗しないために、絶対にするべきたった1つの行動」についてお話させていただきます。
明日に御社の倉庫に伺っても良いですか?
結論を先にお伝えすると、、、 その倉庫に行って、どのように管理しているのか見せてもらうことです。 「なんだよそんなこと?」と思った方。 これはものすごーーく有効な方法です。 「時間は合わせるので近々倉庫を見学したい」と伝えてみてください。 品質や生産性に自信のある物流倉庫であれば、 「いつでもお越しください」と歓迎の姿勢を示してくれるでしょう。 反対に、見学を避けたい場合は、「情報管理の観点からすぐは難しい」などの理由で訪問を先延ばしにしようとするかもしれません。 実際に倉庫を訪れた際のチェック項目は以下の3つです。 (1)「物の配置」や「通路」 商品の配置が乱れている場合、在庫の管理状況に不安が残ります。 また、通路がきちんと整理され、作業動線が明確で無駄がないかを確認することで、効率性が判断できます。 (2)パートさんの動き 挨拶や声かけがきちんと行われているか、商品を丁寧に扱っているかなど、 細かなふるまいには必ず物流品質への意識が現れます。 荷物の運び方ひとつでも、丁寧に運んでいるか、無造作に扱っているかで、商品への配慮がどれほど行き届いているかが分かるでしょう。 (3)同業種のエリア見学 さらに確度を高めるために、御社と同業種のエリアを見学させてもらい、 作業中のスタッフに直接質問することも有効です。現場のスタッフから日々の業務についての意見を聞くことで、倉庫が抱える課題や、実際の運用状況をより明確に理解できます。商品を実際に扱うのは営業担当ではなく現場のスタッフですから、彼らと話をすることで、実態に即した判断が可能になります。 見学なんてわざわざ面倒と感じられるかもしれませんが、物流の委託先を変更する際には、「取引先への通知」「システムの改修」「社内体制の調整」などそれとは比較にならない多くの手間がかかります。 そのため、「試してみてダメだったら」というリスクを避けるためにも、見学を通じてしっかりと確認することが大切です。 たとえば、求人広告会社やマーケティング会社の場合、仮に見学に行っても、 「実際に成果の出る求人広告を作成してくれるか」 「効果的なマーケティング対策を行ってくれるか」 を見極めるのは難しいものです。 これらの会社の実力は、データ分析や戦略設計、運用ノウハウといった目に見えない複数の要素に依存しているため、オフィスの雰囲気や設備を見ただけでは成果が出るかどうかは判断しづらく、実績がモノを言います。 一方、物流倉庫はリアルな現場であり、見学を通じてモノの配置やスタッフの動き、作業環境など、現地でしか得られない情報を直接確認できます。 商品の配置や取り扱い方、働く人々の動作まで、 倉庫見学を通して実際に成果に直結している様子を確かめることができるため、その重要性は非常に高いと言えます。 実績だけでは、必ずしも自社にとっても同様の成果が得られるかは分かりませんが、実際に倉庫を訪れることで、その不確実性を大幅に減らすことができます。現場の環境や作業の様子を直接確認することで、委託先選びのリスクを抑え、より確実な判断が可能になるのです。 最適な委託先を見つけるために、ぜひ倉庫見学を通じて判断材料を増やしていただければと思います。 もし、「倉庫に行って何を見たら良いの?」「誰に何を聞いたら良いの?」という方は、三協の倉庫見学会にいらしてください。 好評につき11月と12月は月2回開催しています! 11月26日はまだ空きがあります! 現地で多くの参考になる情報を得られるはずです。
誤出荷・在庫差異・未出荷でお悩みの企業様!
いかがでしたでしょうか。弊社は創業から56年の歳月をかけて様々な仕組みやシステム開発を行っています。足元では約90社のお客様の物流に関するお手伝いをしておりますが、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ・未出荷ゼロを安定して実現しております。
是非一度、誤出荷0・在庫差異0・未出荷0を達成し続けている三協の倉庫見学会(無料)へお越しください。
実際に三協で使用されている「WMSのカスタマイズ事例」「システム画面」に加え、働いているスタッフのリアルな表情や働き方などもぜひご覧ください。
物流改善へお力添えも出来ると思います。「もっと具体例を…」「自分たちに当てはめると…」など気になることがあれば、是非とも無料の倉庫見学会にてご意見いただければ幸いです。
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