「システム会社が作ったWMS」と「物流会社が作ったWMS」のどちらが良いか

こんにちは。
株式会社三協の山田です。

さて今日は日曜日ですが、、
皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか?

3連休が2週連続で続いたため、 月曜日から金曜日までの5日間働くというのは3週間ぶりという方も多いでしょうか。
弊社では、楽天365日配送のため、本日も出荷作業をしておりました。
人員の調整など簡単ではありませんが、お仕事を頂けることには感謝しかございません。
楽天に加え、自社サイトやAmazonでの販売などについても土日祝日の対応をスピード感を持って対応させていただきます。
物流センターにはまだ空きがございますので土日祝日の出荷で悩んでいるお客様はお気軽にご相談ください。
では本日のメルマガです。
今回は、「システム会社が作ったWMS」と「物流会社が作ったWMS」についてお話させていただきます。

弊社のWMS(物流システム)も最初はシステム会社に依頼していた

今でこそ、弊社のWMSは自社開発しておりますが、昔(20年以上前)は社内にエンジニアなんていません。

そこで、初めは複数のシステム会社に相談して作ってもらっていました。
まあこれが全くうまくいきません。
数千万円という途方もない費用と数年単位の時間を費やし、 できあがったシステムは倉庫現場では「非常に使いづらいシステム」でした。

具体的な問題点は以下のようなところでした。
・ピッキングリストに不要な情報が多く、作業しづらい
・「バーコードがない商品がある場合」
 「複数のバーコードが混在する商品がある場合」に対応できない
・画面の文字が小さく作業者が間違えやすい
なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?

それは、システム会社のエンジニアは物流現場を知らないため、 どうしても理論だけで物流システムを構築するからです。
物流に特化したエンジニア自身の手で、システム画面を実際に動かしながら入庫作業や出荷作業を行わない限り、本当に使いやすいシステムを構築することは不可能です。
しかしながら、システム会社は物流システムだけを扱っているわけではありませんし、現場にエンジニアを派遣するということも現実的ではありません。

そこで私は1つの決断をしました。
システム会社で作れないならば、自社開発するしかない。
そのために、現場に精通したエンジニアをゼロベースで育てるしかない。
ここから二十数年の歳月と多額の資金を投じ、試行錯誤を重ね、改良を加え続けてようやく弊社の物流システム「SANTA」が完成しました。
この「SANTA」には、これまで多業種の企業様から依頼を受けた数百社のカスタマイズ事例が余すことなく標準機能として搭載されております。

作業者が使いやすいことはもちろんのこと、以下のような要望も対応可能です。
・「EC返品」と「店舗返品」のそれぞれで異なる返品入庫システムが欲しい
・売れ残った商材の中で、品番とカラーを分散させ、かつサイズが統一されるような福袋を自動的に生成したい
・賞味期限管理について、期限の跨りや逆転防止などの細かい条件も考慮したうえで引当をしたい
さらに「SANTA」の大きな魅力はコストメリットが非常に大きいことです。

プログラムの設計から実装まで全てを内製化で行っているため、 システム会社へ依頼する一般的な倉庫会社のカスタマイズ費用と比較した場合、圧倒的な低コストでの提供が可能となります。
ご興味がある方は一度ご連絡ください。

また、月1回の倉庫見学会も開催しておりますので、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。現地で多くの参考になる情報を得られるはずです。

誤出荷・在庫差異・未出荷でお悩みの企業様!

いかがでしたでしょうか。弊社は創業から56年の歳月をかけて様々な仕組みやシステム開発を行っています。足元では約90社のお客様の物流に関するお手伝いをしておりますが、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ・未出荷ゼロを安定して実現しております。 是非一度、誤出荷0・在庫差異0・未出荷0を達成し続けている三協の倉庫見学会(無料)へお越しください。 実際に三協で使用されている「WMSのカスタマイズ事例」「システム画面」に加え、働いているスタッフのリアルな表情や働き方などもぜひご覧ください。 物流改善へお力添えも出来ると思います。「もっと具体例を…」「自分たちに当てはめると…」など気になることがあれば、是非とも無料の倉庫見学会にてご意見いただければ幸いです。

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記事の作成者

代表取締役

山田

現場一筋40年。従来の物流倉庫のスタイルを一掃し、社内にシステム開発室、デザイン室を開設。総合物流の効率化を図ると共に、ネットショップ物流に特化したSANKYO-ECを立ち上げる。 近年では自社倉庫だけで無く、倉庫をお持ちの企業様の物流改善まで手がけ、数ある物流倉庫の「誤出荷ゼロ」「在庫差異ゼロ」「入出庫遅延ゼロ」を実現。 著書に「誤出荷ゼロ!自社倉庫管理術」「EC物流改善メソッド」(幻冬舎)がある。