「コックピッド」とかけて「物流品質」と解く そのこころは

こんにちは。
株式会社三協の山田です。

さて今日は3連休の真ん中でしたが、、
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
弊社も昔はお休みだったのですが、 楽天365日配送への対応のため、本日も出荷作業をしておりました
最低賃金がどんどんあがるなかで、 採用自体も難しい昨今、 土日祝と出社頂いているスタッフの皆様には感謝しかありません。
今回は、少し違った切り口から 飛行機のコックピッドと物流品質に共通するお話をさせていただきます。

そのこころは、「標準化が事故の原因」

今でこそ自動化もあって飛行機事故というのは限りなくゼロに近いですが、1940年代くらいまでは今とは比較にならないくらいその数は多かったと言われています。
では一体なぜ事故が多かったのでしょうか?

もちろん複合的な要因も含めて多様な理由がありますが、大きな理由のひとつとして後に判明したのが、、、
コックピット(座席、ペダル、操縦装置など)の標準化と言われています。
「いや標準的な人間のサイズに合わせて作られてて、何が問題やねん!」
と思ってしまいますが、、、
精密な操作が必要となる操縦桿やペダルの位置が標準的なサイズに合わせて固定されていたため、身長や体型の違いによる操作性の問題が事故の一因となることが多かったのです。
その後、コックピットの設計において調整可能な座席やペダル、操縦装置が導入されるようになり、それが事故の減少に大きく寄与したとされています。
さて、ここからが本題ですが、 これは物流品質にも当てはまるのです。
一般的に広く利用されている物流システムは 要はどんな企業でも使えると想定された「標準化されたシステム」というわけです。
しかしながら、コックピッドにおいて身長や体型の違いによる操作性の問題が発生したように、物流品質という領域においても、(1)その業種・業態の商習慣(2)企業特有の在庫事情や販売方法などの特性の違いが必ずあるため、 「標準化されたシステム」では出荷ミスや在庫差異が必ずと言っていいほど発生しますし、最後のしわ寄せが物流現場にくるため、現場は確実に疲弊しています。
ではどうすれば、出荷ミスや在庫差異を出さずに生産性の高い物流現場を構築できるのでしょうか?

それはコックピッドと同じように、その企業の販売戦略や仕入方法などの特徴に合わせて(調節)カスタマイズされた物流システムを構築することです。
平均的な企業に合わせて作られた「標準化された物流システム」では、 その企業ならではの販売手法を取ろうとすればするほど、 システムで対応出来ないことがどんどん増えるため、出荷ミスや在庫差異が発生するリスクが高まります。
三協では、物流に精通したエンジニア集団が在籍しており、1社1社に対して 丁寧なヒアリングに基づいたシステムを開発しています。
システム会社に作ってもらうのではなく、 物流会社である我々が直接開発するため、非常にリーズナブルです。
ご興味がある方は一度ご連絡ください。

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記事の作成者

代表取締役

山田

現場一筋40年。従来の物流倉庫のスタイルを一掃し、社内にシステム開発室、デザイン室を開設。総合物流の効率化を図ると共に、ネットショップ物流に特化したSANKYO-ECを立ち上げる。 近年では自社倉庫だけで無く、倉庫をお持ちの企業様の物流改善まで手がけ、数ある物流倉庫の「誤出荷ゼロ」「在庫差異ゼロ」「入出庫遅延ゼロ」を実現。 著書に「誤出荷ゼロ!自社倉庫管理術」「EC物流改善メソッド」(幻冬舎)がある。