楽天最強配送への取り組み方
こんにちは。
株式会社三協の山田です。
実は8ヶ月ぶりの更新です・・・
今週よりまた定期的に、
理論ではなく実務ベースの「物流お役立ち情報」を送ってまいりますのでよろしくお願いいたします。
この7月1日より、楽天最強配送がスタートしましたが、皆さまは対応などされておりますでしょうか?
これまであす楽に対応しなくて良かった土日も含めて365日、午前9時までの注文は次の日までに届くようにしなければいけないという「楽天最強配送」
(働き方改革真っ只中のこの時代に?とは思いますが・・・)
参加は自由ではあるものの、「最強配送ラベルの有無が検索順位を決める重要な要素になる」と囁かれているため、楽天比率の高い企業様にとっては自由参加ではないかもしれません。
三協でも複数の荷主様から「楽天最強配送ラベルを獲得したい」という声があったため、前倒しの6月1日より365日対応を開始させていただきました。
土曜日は5のつく日でお買い物マラソン中のため、非常に好調なすべり出しとなっており、「楽天最強配送ラベルに対応して正解だった」との声を荷主様より頂戴しております!
とはいえ、
「自社物流で、土日に働いてくれるパートスタッフが見つからない」
「委託先が土日対応をしてくれない」
などなど、安易に楽天最強配送に取り組むということが難しい企業様もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、
「楽天最強配送への取り組み方」
について、お話をさせていただきます。
「自社対応」「アウトソーシング」のどちらが良いか。そのカギはコストを掛けずに人を集められるか
少子高齢化と働き方改革もあいまって、土日に働いてくれるパートスタッフの確保が非常に難しい時代です。
また、毎年のように過去最高ペースで上昇する人件費も大きな足かせです。
このような中で、「自社対応」と「アウトソーシング」でどちらを選ぶべきかという話ですが、ポジショントークを抜きにすれば会社によります。
たとえば(1)駅からの距離が近く(2)どのパートスタッフでも「マニュアルを見ればすぐに受注から発送までの全工程を行うことができる体制」が構築されているならば、自社対応は十分に可能です。
なぜならば、特定の素養を必要としないため採用難易度が高くないことに加え、病欠や急な退職リスクにも対応しやすいからです。
しかしながら、場所的に人が集まりにくい、もしくはマニュアル管理が徹底されておらず、スタッフを戦力化するにも時間が掛かる場合、安定的に365日対応を行うことは事実上不可能です。
ではどうすればよいのでしょうか?
答えは、
業務マニュアルと物流システムによって、今日入社したスタッフでも意識することなく、経験豊富な従業員と同じ品質で作業できる仕組みを構築することです。
具体的には以下のようなことがあげられます。
「ロケーション管理を極限までシンプルにし、1度聞いたら覚えられる」
「物流システムがスマホのように説明書が無くとも理解できてしまう」
「バーコードをスキャンすることで確認作業を処理化する」
このように、人の暗記力や注意力に一切依存しない倉庫管理を実現できれば、
高い物流品質が継続できます。採用などもグッと楽になりますので良いことづくめとなります。
具体的な方法論につきましては、過去のメルマガやHPにも記載しておりますし、倉庫見学会も随時開催しておりますので参考にしてくださいね。
誤出荷・在庫差異・未出荷でお悩みの企業様!
いかがでしたでしょうか。弊社は創業から56年の歳月をかけて様々な仕組みやシステム開発を行っています。足元では約90社のお客様の物流に関するお手伝いをしておりますが、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ・未出荷ゼロを安定して実現しております。
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実際に三協で使用されている「WMSのカスタマイズ事例」「システム画面」に加え、働いているスタッフのリアルな表情や働き方などもぜひご覧ください。
物流改善へお力添えも出来ると思います。「もっと具体例を…」「自分たちに当てはめると…」など気になることがあれば、是非とも無料の倉庫見学会にてご意見いただければ幸いです。
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