「人のやることだから誤出荷は出ます」という物流会社は正しいのか
こんにちは。
株式会社三協の山田です。
では、さっそく今週のメルマガです。
先週は展示会出展などもありまして、かなりバタついた1週間でしたが、いつも以上に様々なジャンルの企業様とお話することができた期間となりました。
そのなかで、少し気になることをおっしゃる企業様がいました。
その企業様は、物流をアウトソーシングされているのですが、
誤出荷や未出荷が出たときに、
「人がやることなので、ある程度は仕方がない」ということを言われてしまうとお困りのようでした。
「うちはバーコードも入っていないのでやはり諦めるしかありませんか?」
とおっしゃるので、
「バーコードがなくとも、誤出荷を完全に無くす方法はありますよ!」
とお伝えすると非常に興味深い表情をされたので、その場で大いに盛り上がり、また後日倉庫見学会に来ていただく運びとなりました。
今回は、
「人がやることなので、ある程度は仕方がない」という誤解
について、お話をさせていただきます。
100人いたら、100人とも誤解しない倉庫管理マニュアルを作る
ソーターなどのマテハン機器を導入しようが、バーコードリーダーを利用しようがそれを扱うのが人間である以上、それだけで誤出荷や未出荷をゼロにすることは絶対にできません。
そのため、
物流会社の中には、「ある程度で誤出荷や在庫差異がおさまっているならば、
別に大したことではない」というスタンスを取るところがあります。
しかし、本当にそれで良いのでしょうか?
「後で正しい商品を送れば良い」という対応は、
取引先やエンドユーザーへ伝わり、じわりじわりと評価も下がってしまうでしょう。
こだわって商品を作り、
長い年月をかけた営業活動や販促活動がやっと実を結び、
取引先やエンドユーザーを開拓できたのに、
「人がやることだから」という理由で自社のブランドが棄損するのは
あまりにも、もったいないのではないでしょうか?
バーコードが貼ってなくても、、
セット商品のパターンが複雑であっても、、
誤出荷ゼロを実現することは十分可能です。
では、一体どうすれば上記のアナログな作業でも誤出荷を発生させずに物流を回すことができるのでしょうか。
キーワードは「マニュアル」です!
要は、マニュアルが初心者にとって分かりづらかったり、
マニュアルの通りに仕事をすることがそもそもストレスに感じるレベルになっているため、注意しているのにミスが発生するケースが非常に多いのです。
弊社は物流アウトソーシング以外にも、”自社物流の支援”もさせていただくのですが、ほぼ確実にマニュアルを抜本的に書き直します。
細かい話は後述する倉庫見学会に参加いただくのが一番ですが、
大切な考え方は、100人が100人とも誤解しない倉庫管理マニュアルを作ることが重要です。
・マニュアル上の主語や用語が統一されていない
・特定の知識が無いと出来ないうえ、それが記載されていない
・順序を変えても出来る箇所について、その手順を指定していない
上記は一例ですが、
マニュアルは初心者が迷わず、考えずとも簡単に作業ができるように
常にアップデートされていることが基本です。
三協では、人間工学、安全工学、心理学などの学術的な知見に加え、55年間で発生した実務ベースでのヒヤリハットの集積を組み合わせることにより、
他社では絶対に真似の出来ない倉庫管理マニュアルを作り込んでいます。
誤出荷・在庫差異・未出荷でお悩みの企業様!
いかがでしたでしょうか。弊社は創業から56年の歳月をかけて様々な仕組みやシステム開発を行っています。足元では約90社のお客様の物流に関するお手伝いをしておりますが、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ・未出荷ゼロを安定して実現しております。
是非一度、誤出荷0・在庫差異0・未出荷0を達成し続けている三協の倉庫見学会(無料)へお越しください。
実際に三協で使用されている「WMSのカスタマイズ事例」「システム画面」に加え、働いているスタッフのリアルな表情や働き方などもぜひご覧ください。
物流改善へお力添えも出来ると思います。「もっと具体例を…」「自分たちに当てはめると…」など気になることがあれば、是非とも無料の倉庫見学会にてご意見いただければ幸いです。
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