最近、倉庫へ行ってますか?

こんにちは。
株式会社三協の山田です。

では、さっそく今週のメルマガです。
いきなりですが、最近倉庫へ行きましたか?
定期的に倉庫をチェックしているという”担当者”の方はいるかもしれません。
ですが、経営者・幹部の方はどうでしょうか?
私が経営者の方とお話をしていると、 「最近いつ倉庫行ったかな?」という声がとても多いのが実情です。
Qoo10メガ割りや楽天スーパーセールなど、 四半期に1回の大型セールが開催されており、 足元では商品の出入り激しくなっているかと思います。

・新商品のスピーディな入庫
・セールタグへの付け替え
・返品商材の迅速なリバイバル
「これらが問題なく出来ているか」は倉庫を見ればすぐに分かります。

今回は、 「倉庫を見れば、瞬間的に問題点を認識できる」 について、お話をさせていただきます。

倉庫を見れば、何が起きているかはすぐに理解できる

営業、生産、仕入などあらゆる部門での業務は基本的に物流に影響を与えます。
イレギュラーな仕入や予定外の販促スケジュールが発生すれば、その影響は物流セクションへ波及するでしょう。
では具体的に倉庫内のどこを見れば問題の”兆候”が分かるのでしょうか?

最も分かりやすい具体例として、 「処理しきれなかった商品が、一時的に空いているどこかの場所に置かれる」 という状況になります。

倉庫を訪問し、決められたロケーション以外の場所に物が置かれている場合、 「その商品がいつからその場所に置いてあるか」 ”近くのスタッフ”に聞いてみてください。
もしも、1週間以上その状態で置かれていたとしたら完全に赤信号です。

具体的には、
・新商品を倉庫内に棚入れ出来ず、一旦置いている
・返品処理が間に合わず、一旦置いている  などなど、
通常の出荷業務を優先した結果、 商品が同じ場所に放置される現象が発生します。

これは、 「新商品の販売開始時期の遅れ」 「その商品を購入したいと願うユーザーがいたにも関わらず、 欠品中だったため諦めて他のショップで似た商材を購入する」 など、あまりにももったいない状況を招くこととなります。
しかも、問題はそれだけでは済みません。

この状況が続くと、
・ひとまず置かれている商品スペースによって、動線が長くなる
・その仮置きの商品のうち、販売店の都合や卸先の都合など、 どうしても出荷しなければいけない際に、その度毎に沢山の段ボールの中から間違えずに探す必要がある
など、作業生産性は確実に悪化し、1時間あたりの出荷量が低下することで無駄な残業時間が発生することも少なくありません。

こうなるとスタッフの疲弊も著しくなり、せっかく戦力となっているベテラン作業者が辞めてしまうという事態も発生します。

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記事の作成者

代表取締役

山田

現場一筋40年。従来の物流倉庫のスタイルを一掃し、社内にシステム開発室、デザイン室を開設。総合物流の効率化を図ると共に、ネットショップ物流に特化したSANKYO-ECを立ち上げる。 近年では自社倉庫だけで無く、倉庫をお持ちの企業様の物流改善まで手がけ、数ある物流倉庫の「誤出荷ゼロ」「在庫差異ゼロ」「入出庫遅延ゼロ」を実現。 著書に「誤出荷ゼロ!自社倉庫管理術」「EC物流改善メソッド」(幻冬舎)がある。