誤出荷は仕方ないと思ってませんか?
こんにちは。
株式会社三協の山田です。
では、さっそく今週のメルマガです。
お客様とお話をしていると、
「ちょっとした出荷ミスであれば人間のやることなので仕方がない」
ということを耳にすることがあります。
誤出荷が発生すると、正しい商品を発送する作業料や運賃に加え、間違った商品を返送して頂くための返送料、返品された商品を販売可能な状態に戻すためのリバイバル作業などの多額のコストが発生します。
このような直接的なコストに加え、
誤出荷は在庫差異の温床にもなります。
在庫差異が大きくなると、
受注後の欠品発覚や売れ残りのリスクが高まるため、
売上に大きなマイナス効果をもたらします。
その他にも、
・販売先(ECであればエンドユーザー)との関係悪化
・ブランド価値の棄損、ネガティブな口コミの拡散
・クレームに対応する従業員の精神的苦痛
なども勘案すると、
「誤出荷は仕方ないでは済まされない」と言わざるを得ません。
そこで今回は、「誤出荷をゼロにする2つの考え方」について、
お話をさせていただきます。
誤出荷をゼロにする2つの考え方
2022年末時点において、三協の物流アウトソーシングにおける誤出荷率は※270万件に1件(0.00004%)以下を実現していますが、その要因は大きく分けて2つあります。
※一般的に倉庫内の作業を全て自動化(オートメーション化)したとしても10万回に1件が限界とされています。
(1)誤出荷が発生しない“仕組み”を構築する
コンビニを想像してください。複雑なことを簡単なオペレーションで実現可能にしています。
お弁当の賞味期限管理、チケットの予約、在庫管理、公共料金の引き落とし、多数の決済手段など、様々なことが出来て便利ですが、老若男女、国籍を問わず、店員さんは涼しい顔でオペレーションをこなしています。それは、よくできた仕組みが出来ているからです。
(2)仕組みが正しく機能するための“しつけ”を浸透させる
仕組みづくりも大切ですが、その仕組みが正しく機能するにはスタッフの意識
づくりも忘れてはいけません。
5S(整理、整頓、清潔、清掃、しつけ)の徹底のような基本的なことはもちろん大切ですが、三協には“真っ直ぐにする”という哲学が存在します。
真っ直ぐとはパレットや段ボールの位置をただ揃えることではなく、躾や心構えを指す言葉です。常に真っ直ぐな状態だからこそ、ちょっとした違和感や小さなアラームさえ見逃すことはありません。
誤出荷がゼロになり物流が円滑にまわれば、
余分な保管コストや作業コストが減るだけでなく、機動的な販売施策や仕入施策が実現できるため、売上の最大化を実現することも可能になります。
働く人のモチベーションアップや離職率の低下にも繋がりますのでぜひ実現しましょう。
誤出荷・在庫差異・未出荷でお悩みの企業様!
いかがでしたでしょうか。弊社は創業から56年の歳月をかけて様々な仕組みやシステム開発を行っています。足元では約90社のお客様の物流に関するお手伝いをしておりますが、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ・未出荷ゼロを安定して実現しております。
是非一度、誤出荷0・在庫差異0・未出荷0を達成し続けている三協の倉庫見学会(無料)へお越しください。
実際に三協で使用されている「WMSのカスタマイズ事例」「システム画面」に加え、働いているスタッフのリアルな表情や働き方などもぜひご覧ください。
物流改善へお力添えも出来ると思います。「もっと具体例を…」「自分たちに当てはめると…」など気になることがあれば、是非とも無料の倉庫見学会にてご意見いただければ幸いです。
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