マニュアルどおりに作業ができないワケ

こんにちは。
株式会社三協の山田です。

では、さっそく今週のメルマガです。
皆さんの会社では、 加工指示などに加え、 商品を置く場所や満杯になった際のルールなど、 作業ごとに「マニュアル整備」をされていると思います。
精緻な倉庫管理を行う上で、分かりやすいマニュアルは欠かせません。
その一方で、マニュアル通りに作業が実行されないというストレスを感じることはないでしょうか?

厳密には、そのマニュアル通りで作業が出来る人と ミスをしやすい人に分かれてしまうということがあります。
細かい理由をあげるとキリがありませんが、 今回は、 「マニュアル作成で大切な1つのポイント」 について、お話をさせていただきます。

そのマニュアルに曖昧さはありませんか?

三協では、子供さんが小さなパートスタッフ様が多いです。
「週に1~2度しか働けない」
「1日3時間だけ働きたい」
上記のようなパートさんの場合、どうしてもマニュアルを見ながら・確認しながら作業することが多くなります。

その際に私たちが気を付けていることとして、 「作業者にとって曖昧さが完全に排除された状態になっているか」 ということがあげられます。

たとえば、倉庫管理システムの操作画面を例にすると、 画面に記載されている言葉で曖昧な表現や 作業者によって認識がズレている言葉はないでしょうか?
よくあるのが、システム会社が作ったため、 「会社で使われている単語」と「システム画面の言葉」が異なるということです。
こういった実務的なところはマニュアル作成では軽視されがちです。
1つ2つなら些細な事ですが、仕事が増え、変わっていくにつれ、 マニュアルと現場にどんどん隙間(曖昧さ)が発生してしまい、 マニュアル通りに作業が出来ない人が出てきてしまいます。
マニュアル無視が発生した場合、 作業者の意識を注意するということももちろん大切ですが、 「そもそも無理なことをお願いしていないか?」という観点もチェックしても良いかもしれませんね。

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記事の作成者

代表取締役

山田

現場一筋40年。従来の物流倉庫のスタイルを一掃し、社内にシステム開発室、デザイン室を開設。総合物流の効率化を図ると共に、ネットショップ物流に特化したSANKYO-ECを立ち上げる。 近年では自社倉庫だけで無く、倉庫をお持ちの企業様の物流改善まで手がけ、数ある物流倉庫の「誤出荷ゼロ」「在庫差異ゼロ」「入出庫遅延ゼロ」を実現。 著書に「誤出荷ゼロ!自社倉庫管理術」「EC物流改善メソッド」(幻冬舎)がある。