既存顧客の売上を物流で高める方法

こんにちは。
株式会社三協の山田です。

では、さっそく今週のメルマガです。
新規顧客の開拓は非常に大切ですが、 「既存のお客様がリピートしてくれる」ということがより重要といえます。

一般的なマーケティングの原則でも、
1:5の法則と呼ばれ、新規のお客様を獲得するには、既存のお客様の5倍のコストがかかると言われています。
「そんなことは百も承知だ」というお叱りをいただきそうですが、 もしも物流側で、既存客のリピート率を大きく高めるようなブランド施策が実現出来るとしたらいかがでしょうか?
EC販売において、企業様とユーザー様の「唯一の物理的な接点」は 商品開梱時の物流オンリーとなるため、 「物流側の工夫改善をどこまでやり切るか」 が、リピート率を大きく左右すると言えます。

今回は、 “柔軟な物流対応”で顧客のリピート率を高める方法について、 お話をさせていただきます。

物流対応で既存顧客のリピート率を高める具体的な方法とは?

たとえば、顧客の属性(年齢、居住エリア、購入回数や頻度)によって異なるメッセージカードを送るということも細かく行えます。

具体例として、
・購入回数が5回目の時や、累積購入金額が10万円を超えたタイミングで、ノベルティやお礼のメッセージカードを送る
・品質不良などで、返品や交換をしたお客様がその次に買い物をした際には、「前回の注文時のお詫び」と「今回の注文のお礼」を送る
・1年ほど購入履歴がない顧客に向けて、前回までの注文履歴を勘案した商品の割引クーポンを送る
上記はあくまで一例ですが、 「自分のことを大切にしてくれている」
「たった一度のミスや、やり取りなどでもちゃんと覚えてくれている」
と既存客が感じれば、 クレームからファンに変えることも不可能ではありません。

1つ1つは些細なことですが、 エンドユーザーへの気遣いや感謝の気持ちを、 物流システムに、“カスタマイズ”として、吹き込むことができれば、 物流によってリピート率は確実に高まります。

三協では、上記の施策に加えて、
「エリアごとに近くのお店情報が載っているパンフレットを同梱」
「購入回数に応じて封入するチラシ・メッセージカードを変更」
「購入頻度に応じて季節ごとのイベントやセールを封入」
などをシステムで対応しています。
数千通りの複雑な組み合わせのオーダーであっても、カスタマイズされたデジタル管理にて正確に制御し、確実に同梱できますのでご安心ください。
LTV向上を見据えたリピーター獲得や、顧客売上単価向上についてお悩みのEC事業者様、商品も同梱物も誤出荷ゼロの三協にぜひ一度ご相談ください。

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いかがでしたでしょうか。弊社は創業から56年の歳月をかけて様々な仕組みやシステム開発を行っています。足元では約90社のお客様の物流に関するお手伝いをしておりますが、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ・未出荷ゼロを安定して実現しております。 是非一度、誤出荷0・在庫差異0・未出荷0を達成し続けている三協の倉庫見学会(無料)へお越しください。 実際に三協で使用されている「WMSのカスタマイズ事例」「システム画面」に加え、働いているスタッフのリアルな表情や働き方などもぜひご覧ください。 物流改善へお力添えも出来ると思います。「もっと具体例を…」「自分たちに当てはめると…」など気になることがあれば、是非とも無料の倉庫見学会にてご意見いただければ幸いです。

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記事の作成者

代表取締役

山田

現場一筋40年。従来の物流倉庫のスタイルを一掃し、社内にシステム開発室、デザイン室を開設。総合物流の効率化を図ると共に、ネットショップ物流に特化したSANKYO-ECを立ち上げる。 近年では自社倉庫だけで無く、倉庫をお持ちの企業様の物流改善まで手がけ、数ある物流倉庫の「誤出荷ゼロ」「在庫差異ゼロ」「入出庫遅延ゼロ」を実現。 著書に「誤出荷ゼロ!自社倉庫管理術」「EC物流改善メソッド」(幻冬舎)がある。