環境の変化に合わせてWMSにカスタマイズを続ける
こんにちは。
株式会社三協の山田です。
では、さっそく今週のメルマガです。
皆さまの中で、創業から「商材」、「販売チャネル」、「取引先との細かい約束事」などが一切何も変わっていないという企業様がいらっしゃいますか?
恐らく多くの企業様で、
トレンドの変化や外部環境などに影響されながら、
取り扱う商品のジャンルや売り方を変化させてきたのではないでしょうか。
目まぐるしく変わっていく時代のニーズをくみ取りながら、
機動的な仕入戦略やマーケティング施策を繰り返してきたからこそ、
今でも企業として生き残っていらっしゃるのだと思います。
一方で、臨機応変な商品企画や販売施策に対して、物流システムがマッチしていないため、「誤出荷」「在庫差異」「未出荷」が改善されない企業様が多いというのが、800社以上の企業様からのお話を聞いてきた私たちの結論です。
そこで今回は、
「変化する経営戦略にはWMS(倉庫管理システム)をカスタマイズさせ続けるしかない」ということについて、お話をさせていただきます。
全ての企業で年平均で4~5回のカスタマイズが発生している
私たちは現在約80社様のWMSの運用をさせていただいております。その中には、医療機器・コスメ・精密機器・お菓子など多様な業種・業態のお客様がいらっしゃいます。
その中で、1社たりとも弊社との取引開始後にシステム改修がなかったお客様はいらっしゃいません。
たとえば基幹システムの変更、仕入れ方法や売り方が変わった場合、
物流側にもその影響範囲は確実に及びます。
その際に、重要なことは関係部署(商品企画、生産、営業、システム、物流)で情報を集約させ、迅速にWMS側にカスタマイズを施すことです。
「基幹システムを変えるのでWMSにも影響が出る」
「新しく、ブランドを増やすことにした」
「今まで出店していなかったモールに出店したい」
「運送会社を特定の条件のときは変更したい」
弊社のお客様でも上記のような要望は非常に多く、
1社あたりで年4~5回のカスタマイズをさせていただいております。
また、データ修正や帳票類の変更など、ちょっとした機能追加やシステム改修も含めるとその数はもっと増加します。
では、もしも物流側のシステムをカスタマイズをせずに放置した場合、
どのような問題が発生するのでしょうか?
仮に販売管理システムを変更したにも関わらず、物流システムをカスタマイズしなかった場合、データの出力方法が変わってしまい、
自動で完結できていた物流業務に手管理のフローが発生します。
余計な時間が必要になることに加え、
「見間違い」や「入力間違い」などの
誤出荷や在庫差異の要因を孕むことになります。
これがまだ1つの作業であれば、さほど問題は大きくなりません。
しかしながら多くのケースにおいて、
この「手作業という厄介な問題」は“どんどん増殖”していきます。
たとえば、
「必要な入出荷データが一部欠損しているため、担当者が確認をして、別のファイルなどから調べてきてその都度手入力で追加する」
という管理が必要になったとします。
「納品先の増加」
「納品先のシステム変更」
「納入条件の変更」
「取り扱う商材の追加・変更」
など、
様々な事情もあいまって、
このようなイレギュラーな個別対応はどんどん増えていきます。
このようなしわ寄せはすべて物流に行くことになり、
残業の常態化に加え、誤出荷や在庫差異の温床となります。
このような状態を未然に防ぎ、機動的な物流を実現するには、
生産、販売、調達、システムなどに変更があるたびに関係部署(商品企画、生産、営業、システム、物流)で情報を集約させ、WMS側にカスタマイズをおこなうことです。
誤出荷・在庫差異・未出荷でお悩みの企業様!
いかがでしたでしょうか。弊社は創業から56年の歳月をかけて様々な仕組みやシステム開発を行っています。足元では約90社のお客様の物流に関するお手伝いをしておりますが、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ・未出荷ゼロを安定して実現しております。
是非一度、誤出荷0・在庫差異0・未出荷0を達成し続けている三協の倉庫見学会(無料)へお越しください。
実際に三協で使用されている「WMSのカスタマイズ事例」「システム画面」に加え、働いているスタッフのリアルな表情や働き方などもぜひご覧ください。
物流改善へお力添えも出来ると思います。「もっと具体例を…」「自分たちに当てはめると…」など気になることがあれば、是非とも無料の倉庫見学会にてご意見いただければ幸いです。
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