14時に入荷した商品を14時30分に出荷する方法
こんにちは。
株式会社三協 です。
三協では、化粧品、医療関係、食品、金属部品など、多様な商材をお預かりしていますが、「受発注の商材や予約注文の発送」など、商品が入荷次第迅速な出荷をおこなうことが少なくありません。
入荷した商品のうち、必要なアイテムだけをダンボールから抜き出し、正しいものを納品先ごとに正確に振り分けるためには、業務フローやシステムを作り込むことが必要不可欠です。
今回は、「14時に入荷した商品を14時30分に出荷する倉庫管理」について、お話をさせていただきます。
1.入荷即出荷が実現すればで売上アップが期待できる
ECサイトやお店において、せっかく商品を購入したいというお客様が訪れたにもかかわらず、欠品で販売できないということは想像しただけでももったいないですよね。
ここで大切になってくるのが「工場や仕入先からの入荷物」をすぐに当日出荷分にまわす「入荷即出荷」です。
具体例として、製造工場から商品Xというアイテムが入荷次第、卸先や自社店舗へ振り分けていくケースを考えます。
三協ではWMS(倉庫管理システム)によって各納品先のX以外の出荷を出荷検品まで終わらせ、出荷先毎に仮ロケーションを振って一時保管します。
次にXが倉庫に入荷次第、商品バーコードを読み込むと自動的に仮ロケごとに必要数量が振り分けられます。したがって、全ての出荷先でXを入れ間違えず、迅速な梱包作業が開始できます。
14時に入庫された商品をそのまま30分後の出荷に間に合わせることも実現可能です。
もちろんこれは一例であり、商品の種類が複数であっても、部品や資材など完成品以外であっても問題ありません。
2.返品やレンタルでも役立ち、運送コストの削減にも繋がる
返品対応やレンタル事業においても、入荷即出荷は非常に大切です。
例えば、店舗や卸先から戻ってきた商材を入荷したその日にEC販売可能(ユーザーがクリックを押せる状態)な状態になるか、入荷から1週間かかるかでは大きな違いです。
特に、季節の商材や流行り廃りが激しい商材ではスピードが命取りになるかもしれません。
また、運送コストの削減でも入荷即出荷は心強い味方となります。
例えば50社のサロンに出荷している化粧品卸があったとします。
「欠品商材以外を出荷し、別日に欠品商材を出荷」は「欠品商材が到着次第、まとめて出荷」と比較すると50社分で余分な運送コストが発生することになります。
もちろん、すべての欠品が出荷日にそろうわけではありません。
しかし、入荷即出荷が当たり前になればリードタイムが短縮化できるため、
意思決定に幅を持たせることができます。
例えば、「商品がそろい次第でまとめて出荷するか」「欠品が物流センターに届くのは時間がかかるので分けて出荷するか」を顧客ごとに優先順位をつけて出荷することも可能です。
最近は運送コストが大幅に上昇しており、物流コストを抑えるためにも何としても入荷即出荷を実現したいところです。
誤出荷・在庫差異・未出荷でお悩みの企業様!
いかがでしたでしょうか。弊社は創業から56年の歳月をかけて様々な仕組みやシステム開発を行っています。足元では約90社のお客様の物流に関するお手伝いをしておりますが、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ・未出荷ゼロを安定して実現しております。
是非一度、誤出荷0・在庫差異0・未出荷0を達成し続けている三協の倉庫見学会(無料)へお越しください。
実際に三協で使用されている「WMSのカスタマイズ事例」「システム画面」に加え、働いているスタッフのリアルな表情や働き方などもぜひご覧ください。
物流改善へお力添えも出来ると思います。「もっと具体例を…」「自分たちに当てはめると…」など気になることがあれば、是非とも無料の倉庫見学会にてご意見いただければ幸いです。
【無料】倉庫見学会開催中!
メールマガジンのご登録はこちら