ひとつの誤出荷が引き起こす負のスパイラル
こんにちは。
株式会社三協 です。
先月のブラックフライデーにつづき、年末年始にかけて数多くの割引セールがECや実店舗で開催されます。そうなると、通常と比較して出荷件数や出荷ピースは倍増するため、誤出荷の発生頻度も高くなります。
「誤出荷が発生したらお客様に謝罪して正しい商品を発送すれば良い」
なんていう声も聞こえてきそうですが、たった1件の誤出荷を放っておくとその影響は内外に波及します。
今回は、「ひとつの誤出荷が引き起こす負のスパイラル」というお話をさせていただきます。
1.誤出荷が発生すると、在庫が確実に狂いだす
仮に商品Aを送るところを間違って商品Bを送ったと仮定します。この場合にまず行うことは正しい商品Aの送付に加え、商品Bの在庫データを手入力で引き落とすことです。
また、間違えて発送した商品Bの回収も非常に大切です。しかしながら、誤配送しているため相手方に対して迅速な郵送も依頼しづらく、いつ戻ってくるかの予定も組めません。さらに、いつ返ってくるか分からない商品Bが到着次第、ふたたびBの在庫デー戻す必要があります。
このように、たった1件の誤出荷ですら在庫が狂う要因を複数孕んでいます。
ましてや誤出荷の件数が複数件になれば、在庫データはますます狂っていくことは間違いありません。
2.在庫が狂うと大きな機会損失が発生
少しくらい在庫がずれていても倉庫管理の生産性は変わらないと思われがちですが、そんなことはありません。在庫が合わなければ商品を探しまわる物流コストが増大することに加え、イレギュラー処理も増えるため品質も確実に低下します。
また、在庫が合わないことが常態化すると、スタッフが在庫データをそもそも信頼しなくなります。その結果、少し探して見つからなかった場合、「どうせデータが間違っている」として欠品処理をしてしまい、多くの機会損失が発生してしまいます。
売れたはずのアイテムが無かったことにされて、倉庫に眠り続けてしまう。想像しただけで悔しくないですか?
3.バロメーターは「保管場所に行って商品がなかったことある?」
自社が問題なく倉庫管理が出来ているかを確認する簡単な方法をお伝えします。倉庫管理をしているパートスタッフに質問してみてください。
「ここ最近で保管場所に行ってお目当ての商品がなかったことがある?」
この答えがYESなら、倉庫管理を見直した方が良いかもしれません。
誤出荷・在庫差異・未出荷でお悩みの企業様!
いかがでしたでしょうか。弊社は創業から56年の歳月をかけて様々な仕組みやシステム開発を行っています。足元では約90社のお客様の物流に関するお手伝いをしておりますが、誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ・未出荷ゼロを安定して実現しております。
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実際に三協で使用されている「WMSのカスタマイズ事例」「システム画面」に加え、働いているスタッフのリアルな表情や働き方などもぜひご覧ください。
物流改善へお力添えも出来ると思います。「もっと具体例を…」「自分たちに当てはめると…」など気になることがあれば、是非とも無料の倉庫見学会にてご意見いただければ幸いです。
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