勉強会 「クライアント毎に異なる社内システムの紹介」
物流現場に関わるシステムについて学ぶ勉強会が開催されました。
今回の講師はシステム開発室 宮島室長、内容は「三協システム 基本編」です。
1. 三協システムとは?
2. 三協クラウドとは?
3. データフロー
4. 欠品(在庫切れ)について
1.三協システムについて
まず加速しているEC販売において、エンドユーザーの注文から商品到着までの過程の中で、三協の倉庫管理システム(WMS)の位置づけについての説明がありました。
特に出荷に関する部分にはクライアントごとの状況に合わせたシステムのカスタマイズが必要となる場合が多いとのこと。
社内にシステムエンジニアが常駐していることの強みをより強く感じました。
2.三協クラウドについて
次に、在庫管理から複雑な入荷・出荷に対応する三協独自の管理システム「三協クラウド」について説明があり、「三協クラウド」の導入有無による違いについて図式化されたわかりやすい資料を用いて学びました。
入荷状況、出荷状況、在庫状況・期間在庫がリアルタイムで確認できるということは、ネットマーケットで販売を行うお客様にとって非常に重要なことです。お客様の事業のさらなる飛躍に、一役も二役も買っているということが理解できました。
3.データフロー
通常の入荷・出荷の際のフローを具体的に説明いただきました。
行っている課程の多さや複雑さを垣間見て、それに対応するシステムの必要性を強く感じました。
4.欠品について
さらに、在庫切れ(欠品)の場合の対応についての具体的な説明がありました。複数注文時の処理、お客様への報告、基本的な対応やイレギュラーな対応など、なぜそういう仕組みになっているのかから詳しく教えていただきました。そこには誤出荷防止・誤出荷対策のための知識・知恵と、少しでも多く販売・出荷したいと考えるお客様の気持ちにたった工夫がありました。
宮島室長からの説明が一通り終わると、質疑応答の時間になりました。
参加者からは積極的に多数の質問が飛び出し、それに対して営業、現場、システムのそれぞれの立場から返答するフリートークの形で話が進みました。具体的なエピソードや今後の課題なども話題になり、和気あいあいと活気のある勉強会になりました。
営業、システムエンジニア、現場責任者が一丸となり、物流品質をさらに向上させようとしている動きは、まさに「ロジ4メーション」です。
三協では、より高いサービスを提供しお客様に喜んでいただけるよう定期的に社内勉強会を行っています。